消費税増税のこと。
2013.04.01 Monday
たまには、少しかたい内容を・・・。
消費税増税について、改めて少し書いておこうと思います。
もうすっかりおなじみ?にもなりつつある、消費増税。
平成26年4月1日〜 5%→8%へ
平成27年10月1日〜 8%→10%へ
ということになっていますね。
さしあたり、来年4月からの8%への変更時についてですが・・・
家づくりや大きなリフォームにとって、+3%の増税とは、
仮に2000万円とすれば、100万円の消費税が160万円に!
いっきに60万円も変わってきてしまうということですので、
かなりの負担増です。
世間では、“駆け込み需要”とか言われたりもしますが、
基本的に・・・
もし、全く家づくりをする予定のないところから
いきなり消費税のためだけに将来計画を変更する!!
・・なんてことであれば、過激な暴走を助長するようなあおり方は
よくないのかなぁと思います^^
でも、もし今年とか来年には家を・・・とあたためてきた想いであれば、
できれば、増税前に計画を進められる方がいいに違いありませんよね^^
・・・仮に、いまから一年間一生懸命自己資金を増やしたとして、
その大半が税金に消えてしまう可能性があるとしたら・・・
それでもゆっくり検討する時間を割くことの方が自分たちには必要なのか?
それとも、焦らなくていい範囲で増税前に家づくりをスタートする方が得策か?
どちらも意味のある選択だと思いますが、
しっかり自分たちに合う方を見極めなければなりません。
*
では、住宅の工事のように、何ヶ月も打合せをふまえ
その後工事に数ヶ月を要するものの場合、増税の扱いはどうなるのか?
ということについてですが。
建築工事のように、請負契約を締結して進める場合
『平成25年9月30日までに工事請負契約を締結した物件』
これについては、工期が平成26年4月1日以降にずれ込んでも
5%の消費税が適用されます。
それ以降のご契約の場合、
平成26年3月末までにお引渡が完了しなければ
消費税は8%が適用になります。
リフォーム工事などなら、ご契約が平成25年10月1日以降でも
平成26年3月末日までにお引渡ができる工事もあると思いますが、
ある程度工期が必要なお家の新築工事の場合は、
工期的にもこの9月30日というのがリミットに近くなってきます。
そして、平成25年9月30日までに工事請負契約を締結するためには・・・
それまでに、間取りはもちろん工事の内容をふまえ
全体の予算を決めている必要がありますので、ざっくりと
今年の6月頃までにお家づくりの計画をスタートできていること
消費税5%で建築工事を希望する場合、
これがひとつの目安になるかと思います^^
もちろん「目安」に過ぎません。様々な条件によって
もっと早く進められる場合も、その逆もあると思いますので
具体的にはぜひお気軽にご相談ください^^
でも、ひとつ言えるのは・・・
今なら、焦らず、無理せず、
ひとつひとつゆっくり検討しながら、増税前に新しいお家の計画ができる
ということです^^
ギリギリになって、焦る気持ちで妥協して頂きたくありませんが
今からでしたら十分間に合う時期です。
ちらっと家づくりを考えているけれど、どうしよう・・・
というかたも、まだ遅くありませんのでぜひ一度ご相談くださいね!