木工作家さんである三谷龍二さんのワークショップに
とても運よく、参加することができたある一日のできごと・・・
奈良 「
くるみの木」 秋篠の森にて。
とてもお天気がよく、空の高い日でした。
お天気もいいし・・・ってことで、急遽「外のデッキでやりましょう」と
秋篠の森の中のデッキに、ワークショップの準備をしてくださっていました。
芽吹きの季節を迎えた「くるみの木」のガーデンは、
つくりこんだような気取った感じは少しもなく
それはそれは気持ちのいい空気に包まれていましたので、
なんだか特別な場所にいるような、そんな気持ちになれました。
木には巣箱が。
丁寧にお話をしていただきながら、時には手伝っていただきながら
それぞれのブローチが完成しました!
とても簡単な手順でできるよう準備いただいていたので
自分でしたのはほんの簡単なことなのですが、
それでもこうして手を動かすことの楽しさを体いっぱい感じられる、
すごくいいワークショップでした。
三谷さんはとてもフランクにお話してくださり、そのお人柄も手伝って。。
それから秋篠の森を好きな枝ぶりを歩いて探し
ほんの少しだけ、木から頂いて枝楊枝をつくりました!
木の特徴や、適正などもいろいろとお話いただきました。
「木を小刀で削る」という、とても単純なことが
やってみるととても心地よいということを知ってください・・・
そうお話いただきましたが、本当にその通りでした!
そして、もうひとつのお楽しみ!
つくった枝楊枝で“
まっちん”の桜餅とお茶を頂く・・・
三谷さんの器です!!
“まっちん”とは、三重県にあった和菓子屋さん。
現在はイベント時しか販売をされていないので、とても貴重です!
おいしかった〜♪
予定時間を大幅にオーバーしましたが、
その後も三谷さんと同じ空間でいろいろとお話を交わさせていただき・・・
本当に感じることの多い、有意義な一日でした。
自然のカタチを生かした流木の小鳥がお庭に。
可愛らしかったので一枚。
そうそう、イベントの係りをして下さったくるみの木のスタッフさんも
とても素敵な方でした。
一日の終わりには、予約をしておいた一条店の「夜ゴハン」も堪能してきましたヨ♪
三谷龍二さんの木仕事は、ブローチを作ることからはじまったそうです。
ちいさなブローチであれば、十分な工房がなくとも制作できる、という理由から。
その日は、作品展も同時に開催されていたので、
貴重な当時の作品も目にすることができました。
三谷さんのブローチは、どれもとても味わいがあり、深みがあり、
ストーリーがある・・・
そんなあたたかいものばかりでした。
この日、自分が感じた色々なこと。気持ち。
そんな風なことを、いつか1人でもたくさんの方に
感じていただけるような機会がつくりたいなぁ、と思ったのでした。