旅はもう後半・・・
この日からは友人とは別行動の予定です。
それぞれの一人旅。
陸続きで近隣諸国への移動がしやすい立地。
友は、朝早起きして列車で3時間ほどのオランダへと出かけていきました。
私はというと、もう少しベルギー・ブリュッセルでやりたいことがあったので
ブリュッセル攻略の続編、決行です。
今回は朝から楽しみに向かった、蚤の市のことを書いてみようと思います。
この日向かったのは、ジュ・ド・バル広場の蚤の市。
毎日朝7時から14時ごろまで行われているマーケット。
出展者も毎日変わるそうで、週末ほど賑やかなんだそう。
ホテルから広場近くまではトラムで1本。
トラムの駅を降りたら、高低差のあるエリアまで降りるのに
こんなエレベーターがありました。
1人だったので、セキュリティとかちょっと心配になってしまいましたが
やっぱりこういう場所は警戒態勢も整っているようで、
パトロールっぽい警官の人が偶然一緒だったのでひと安心。
途中で見かけた標識^^
何かよく分からないけど、かわいいマーク。
このバランス、日本ではないなぁ・・・とか、
落書きもなんかイイ、とか考えたりしながら一人歩き。
朝9時ごろ広場に着くと、もうお店もたくさん。
これから準備しているお店や、
少しずつ商品を並べていっているお店もありました。
本当に色んなものが並んでいて、まずざっと見て回る限りは
・・・まぁガラクタとも言えそうな(笑)
雑多な商品ラインナップに見えます。
こんなんやら、
こんな山もあって。
中に、白い布をかけて商品を隠しているお店がありました。
よく見ると、その周りだけ妙に人がうろうろ・・
開店を待っているようにも見えます。
しばらくして、開店時間が来たのか布をはぐった途端、人、人、人!
人が群がっている具合を見ると、むむ?これはきっとお宝が!!
と、少し近づいてみたんですが、
ちょっと殺気がすごくてここはあきらめました(笑)
見る限り、同じようにガラクタに見えたんですがね・・・
すごく安いとか、何かヒミツがあるのでしょうね。
でもね、ぐるぐると何周かしていると・・見えてきます、お宝が。
ちょっと気になったものから、いくら?と聞くと、確かに安い!!!
日本のアンティークショップで同じようなものがあったら・・・
と考えると破格値です。
(輸送にかかるコストを考えると、それも仕方がないことですが^^;)
ここのマーケットの価格は、ヨーロッパ底値とも言われているそう。
ここではみんなフランス語を使っていて、英語はお互いカタコト。
なのでお値段交渉もやりやすい(笑)
あるときは、「これいくら?」って聞くとおじさん、フンフン鼻歌を歌いながら
同じ種類の商品をあちこちから集めて地面に並べ始めます。
で、数を数えて・・・「これ全部で○ユーロ♪」って言います。
「じゃ、全部買うから少し安くなる?」って言うと、
「う〜ん、じゃ△ユーロ♪♪」ってな具合^^
一つだけ買いたい、って時には交渉には向かないディーラーさんもあるかもですね。
またある時に、「これいくら?」って聞くと、
ムスッと顔のおじさん「○ユーロっ-_-」と無愛想。
「じゃ、ここにあるの全部買ったらいくらになるの?」と聞くと、
「Non、○ユーロ-_-(同じ値段)」と、外に置いたソファーにふんぞり返ったまま。
ポーズのつもりでもなかったのですが、(ふぅ〜ん、じゃいいか)と
立ち去ろうとしたら、後ろから「ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょ〜っ」と。笑。
コントのように立ち上がり追いかけてきて、ディスカウントしてくれました♪
なんだかお値段交渉するのが楽しくなってきたぞ(笑)
また別のお店でとあるものを買おうとしたとき。そのもの自体は納得の安さだったし
他にたくさん買うのはもう無理かな〜という思いもあったので、
値切らずそのまま買ったのですが・・・
ついでにそばにあった、小さな薄いカッティングボードを
(これならあんまり重くないかな)と、いくら?と聞いてみたんです。
するとここのおじさん、陽気な感じで
「おぉ持っておいで持っておいで!わたしからのプレゼントだよ〜」なんていって
オマケしてくれちゃいました♡
で、包むために新聞紙か何かをごそごそ探している・・・のかと思ったら、
満面の笑みで箱の奥から出してきた、巨大なカッティングボード。笑。
ていうか、肉屋にでもありそうなまな板。
「へっへっへ〜。私からのプレゼントだよ。(ニヤリ)」と。・・・^^;
笑顔でお礼を言いつつも、若干帰りの荷物が気になりますが(苦笑)
でも喜ばそうと出してきてくれたおじさんの気持ちがうれしかったので
頑張って持って帰りましたよ、日本まで。
先日量ってみたら、1キロありました。そりゃ重いわ。
他にも、「2ユーロだよ」(←200円切ってます・笑)と言われたものを
(ちょっと考えよ)と思って置くと、
「おいおい、じゃ1ユーロでいいよ」と言ってくれて
少額を超少額に値切ったことになっちゃったり・笑
ベルギーの有名なメーカーのお皿やら、
日本ではビンテージとして人気のあるメーカーの陶器やら、
珍しいものや素敵なものが実は潜んでいる、楽しい蚤の市でした!
あぁ、荷物を気にせずもっと買い物できたらなぁ・・・。
でも、ぱっと見は(ガラクタばっかりだったぞ!)と言われても仕方ない雰囲気です。
好き嫌いがあると思いますので、どうぞお好きな方はお時間をとってみてくださいね!
まだ時間は十分午前中の範囲だったのですが、このままじゃ歩き回れないような
大荷物になっちゃったのでトラムを使って一旦ホテルまで戻り、
荷物を置いて出直すことに。
トラム、1時間以内は乗り降り自由なので
すぐにもう一度乗ることにして・・・
続きはまた^^
↓ベルギー旅行記に興味を持ってくださった方♪
ぜひぽちっとクリックよろしくお願いします^^
ランキングの行方をチェックしてみてください!